BtoB企業がインフルエンサーマーケティングを実施するメリット
2022.4.7このようなお考えをお持ちの、企業担当者の方もおられるのではないでしょうか。インフルエンサーのよるマーケティングは、企業の認知度アップに大きな効果をもたらします。
世代によってはテレビCMよりも大きな効果を得ることができるでしょう。
当記事では、BtoB企業が行うインフルエンサーマーケティングについて、詳しく解説しています。インフルエンサーマーケティングが気になる方は、ぜひ、内容をご確認ください。
目次
インフルエンサーマーケティングとは
インフルエンサーマーケティングとは、TwitterやInstagram、TikTok、YouTubeなどで、多くのファンを抱えるインフルエンサーに、商品のレビューなどを依頼し、認知度を広めてもらうマーケティングです。
主な特徴や強みは以下の通りです。
ピンポイントな層にリーチできる
インフルエンサーによって、性別や、年代、嗜好などファン層がことなります。したがって、依頼する企業側は、ピンポイントな層へリーチしやすく、ダイレクトに訴求しやすいメリットがあります。
例えばメイクの中でも、特定の方向に強い場合インフルエンサーのファンは嗜好がわかりやすく、商品の選定や訴求ポイントが絞りやすくなり、より相手に届きやすいメッセージを送ることができるのです。
いろいろな層を抱えているインフルエンサーよりも、特定ジャンルに強いインフルエンサーのほうが、効果が見込みやすく依頼しやすくなります。
良質な口コミでブランディングにつながる
インフルエンサーを介して、良い評判が多くの人に理解してもらえると、SNSでの拡散を見込むことができ、結果として良いブランディングにつなげることができます。
インフルエンサーの信頼感と、共有し共感を得たいユーザーの心理により、多くの拡散に多数のいいねがつくことで、想像を超える成果を出すこともあります。
認知拡大とブランディングの効果は大きなものとなるでしょう。
BtoB企業がインフルエンサーマーケティングを行うメリット
BtoC企業ではなく、BtoB企業が行うインフルエンサーマーケティングには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
アプローチしたい層にダイレクトにリーチできる
インフルエンサーは多くのユーザーに向けて価値のある情報を積極的に発信し、高い専門性や人間性によって、すでに多くのファンを獲得しています。
ファンはインフルエンサーの専門分野に日頃から親しんでいる層なので、自社の商品やサービスとニーズが合致すると、ピンポイントな訴求が大きな成果を生む可能性があります。
明確なターゲット層へ向けて明確な訴求ができる点は、マーケティングにおいて大きなメリットです。
インフルエンサーからフィードバックが貰える
インフルエンサーは、自分の持つ専門性を人に伝えることに関してはプロです。
自社が開発した製品をインフルエンサーへ体験してもらうと、インフルエンサーからの専門的視点と、ユーザー目線のフィードバックをそれぞれ獲得することができます。
多様な視点からのフィードバックは次の商品開発や既存商品のマイナーチェンジにおいて、大いに役立つでしょう。
アドバイザーとして製品の企画に意見を出してもらえれば、ユーザーの求めるトレンドを取り入れた、的外れのない商品開発が可能です。
インフルエンサーマーケティングを進めるポイント
インフルエンサーマーケティングを進めるにあたって、抑えておきたい大事なポイントを解説します。
プラットフォームの選択
自社サービスの想定されるユーザーの利用が見込まれるSNSプラットフォームを選定します。
基本的には、Twitter、Instagram、YouTube、TikTokの中から選ぶことになるでしょう。
大雑把にいうと、Instagramは幅広い世代の女性がメイン、TikTokはティーンが多く、Twitter、YouTubeは20代を中心に40代から50代までの幅広い世代が利用しています。
更に詳しくターゲット層を絞り込み、プラットフォームごとの利用者層を絞り込むと、どのプラットフォームが最適なのか見えてくるでしょう。
インフルエンサーの選定
依頼するインフルエンサーの選定はとても重要です。カテゴリーの中から数人のインフルエンサーを選出すると良いでしょう。
選出方法について3つピックアップしました。
身近な人にフォロワーを聞く
同じ部署の人や、身内など、想定される利用ユーザーに近い人から、フォロワーをヒアリングします。
本格的な調査ではありませんが、現在どんな人が人気なのかおおまかに把握するには良い方法です。何人かの人に聞いてみて、重複して名前が上がるインフルエンサーはその分野で人気があると見て良いでしょう。
特定のキーワードで検索して見つける
もっともポピュラーなインフルエンサーの探し方です。YouTubeの場合、チャンネル登録者数や総再生回数、コメントの量や内容を確認することで、比較的探しやすくなっています。
InstagramやTikTokも、ジャンルを表す特定の言葉で検索し、フォロワー数やコメントの内容、量で人気度を把握します。
殆どのインフルエンサーがTwitterアカウントを持って運用しているので、リプライから接触を試みて、正式にオファーにつなげると良いでしょう。
インフルエンサー事務所に相談する
YouTubeが注目され活躍の場が広がるととともに、インフルエンサーをタレントとして抱える事務所が現れました。最初は、YouTuberがメインでしたが、最近では、ライバーやインスタグラマーなど多岐にわたるインフルエンサーが事務所に所属しています。
事務所を通すと、目標とする施策内容を伝えるだけで、一致するインフルエンサーを紹介してくれますので、コンタクトを取るまでの手間が省けます。
インフルエンサーや業界の事がよくわからない場合、事務所を使うのも良い選択です。
パートナーシップに重点をおく
インフルエンサーと依頼元の企業は対等な関係でないといけません。インフルエンサーはすでに自分のコミュニティを持っており、ファンはインフルエンサーと強い信頼関係で結ばれています。
したがってインフルエンサーに案件として宣伝を依頼する時は、コミュティの絆を尊重し、インフルエンサーに評価の裁量権を与えましょう。
あえて自由な評価を下してもらい、欠点の指摘があれば良いフィードバックとして受け入れなければいけません。インフルエンサーと良いパートナーシップを築くことができれば、長きに渡って良いアドバイザーとなってくれるでしょう。
まとめ
認知度アップにインフルエンサーマーケティングは効果的
インフルエンサーマーケティングは、信頼関係で結ばれたインフルエンサーとファンの絆を利用して、商品やサービスを宣伝してもらうマーケティングです。インフルエンサーは主にInstagram、YouTubeで活躍しており、日々動画や画像を発信することで多くのファンを集めています。
インフルエンサーの中には専門性に特化した人たちも存在し、自社のサービスとマッチすると、認知度アップに大きな効果が期待できます。
依頼するにあたって、もっとも重要なポイントは、インフルエンサーとファンの絆を尊重することです。依頼主だからといって土足で入り込むような態度を見せると、逆に悪評が広がってしまいます。
コミュニティを使わせてもらうという謙虚な姿勢が大事です。
成功すると大きな効果が期待できますので、自社サービスと相性の良いインフルエンサーが存在していれば、依頼してみてはいかがでしょうか。