記事内容 |
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┃ ○ <第122号> ITブレークスルーマガジン
┃ ○ 〜 ChatGPT活用に関する各国の対応は? 〜
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┗━━━━━━━━∞ 株式会社ジード 2023.05.01 Vol.122 購読者数:2166人
皆様こんにちは。株式会社ジードの高岩です。
新緑が目に眩しい季節となりましたね。
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しております。https://www.beerfroth.com/
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本メルマガは、「IT・インターネットの戦略的活用」をテーマとしたものです。
例えば、最新インターネット業界情報、クラウドに関する運用・導入・開発、
知って欲しいセキュリティ情報などお伝えいたします。
過去に弊社スタッフと名刺交換させていただいた方々、セミナー・展示会等に
ご参加いただいた方々、弊社へお問合せを頂いた方々に送りさせていただいて
おります。
なお、配信停止をご希望の方は、文末の配信停止方法をご確認ください。
■□ 目次 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【1:ChatGPT活用に関する各国の対応は? 】
旬の話題。知らないと乗り遅れちゃいますよ〜!
【2:SPF・DKIM・DMARC - 送信時のドメイン認証を解説 】
クラウド運用とセキュリティをテーマに、身近な情報をお届けいたします。
【3:使わないと損! C# 10 の新機能 "global using" がとっても便利 】
開発をテーマに、気になる話題をお届けいたします。
【4:お知らせ 】
読者の皆様へのお知らせです!
【5:求人のご案内 】
ジードでは共に働く仲間を大募集中です!
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【 1 】ChatGPT活用に関する各国の対応は?
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ChatGPTの登場から、全世界でその活用について議論が活発化している。
中国では、検閲をすり抜ける危険があるため、全面的にアクセスが禁止とな
った。イタリアでは、一般データ保護規則に準拠していないという理由で一
時的に利用が禁止となった。これに伴いEU諸国での規制について検討が始ま
った。今から1ヵ月前に、ChatGPTの開発元であるOpenAIの共同設立者であっ
たイーロン・マスク氏初め、AIの専門家や、業界幹部ら1000人以上が書簡で
AIシステムの開発を6か月停止するように呼びかけた。AIの急速な発展が社会
にリスクをもたらすため、規制当局などの協力を促す内容だった。このため
ChatGPT発祥の米国ですら規制を検討する状況となった。
日本においては、各省庁、地方公共団体、企業においてその取扱いはバラ
バラの状況である。鳥取県では、業務利用を禁止。神奈川県横須賀市では、
積極的に活用すると発表した。そんな中、OpenAIのサム・アルトマンCEOが
来日し、岸田首相と面会、日本におけるChatGPTの活用提案を行った。日本
では、AI戦略チームの会合が招集され、今後のChatGPT活用について検討に
入った。
ChatGPTの懸念事項は、回答内容に誤りがあることだけでなく、入力され
た個人情報や、機密情報が他の回答に利用されることによる情報漏洩の問題
が大きい。だが、ChatGPTでソリューションを提供するマイクロソフト社は、
企業毎に自社だけで活用できるソリューションを提供しているため、機密
情報漏洩の問題点は、改善できる。また、今後進化することで回答の誤りも
無くなっていくと想像できる。ChatGPTが人類の将来に危険を及ぼすという
過度な妄想を抱くことなく、実務上での疑念が無くなれれば、これらの技術
は発展して大きな恩恵を人類にもたらすものと期待している。今後の発展に
期待したい。
■OpenAI社サム・アルトマンCEOの提案内容
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2304/11/news114.html
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【 2 】SPF・DKIM・DMARC - 送信時のドメイン認証を解説
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なりすましメールなどの各種迷惑メールが増えてきたことから、対策として
SPF・DKIM・DMARCという3種類の認証が利用されるようになっています。
ただ、急速に普及してきたもので理解されていない人も多いため、今回は
これらについて解説します。なりすましメールによる事例や被害として有名
なのは「フィッシング詐欺」「ワンクリック詐欺」などです。大手企業など
知名度が高く利用者の多い企業を名乗ったメールを送付して、偽サイトに誘
導するものです。誘導した先でクレジットカード情報やアカウント情報を入
力させて、情報を搾取します。今ではネットリテラシーが向上していて、こ
のようなメールを開かない人やリンクをクリックしない人が増えました。た
だ、企業として対策しなければ心象が悪くなってしまう可能性があり、迷惑
メールやなりすましメールかどうか判断できる、送信元ドメイン認証が重要
視されています。
送信元ドメイン認証には大きく分けてSPF、DKIM、DMARCの3種類あり、それぞ
れ認証方法や対応方法が異なります。SPFはDNSレコードに送信元となるサー
バーを登録しておき、メールのヘッダーと一致しているか判断する方法。
DKIMは、メールに電子署名を付与して正当性を証明する方法。DMARCはSPFと
DKIMを組み合わせたものとなります。どの認証を利用するかについては、認
証精度の高さ、導入の負担、普及状況について検討してください。
この他、各認証方法の特徴や対応方法などについて、以下のサイトにまとめて
おりますのでご一読ください。
■SPF・DKIM・DMARC - 送信時のドメイン認証を解説
https://www.zead.co.jp/column/domain_certification/
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【 3 】使わないと損! C# 10 の新機能 "global using" がとっても便利
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2021年11月に C# バージョン 10 がリリースされ、新機能として
"global using" が追加されました。これはプロジェクト全体で共通の
using ディレクティブを定義できる機能です。
通常、各ファイルの先頭に "using System.Text;" のような記述を書き、
その名前空間で定義された型を使えるようにします。これをファイルごとに書
く必要があるため、何度も同じ記述をすることがありました。そこで登場した
のが global 修飾子です。例えば、プロジェクト内のどこか1つのファイルで
"global using System.Text;" と書いたとします。すると、このプロジェク
ト内すべてのファイルで、ファイルの先頭に "using System.Text;" を書い
たのと同じ状態になります。
弊社でも "global using" を使用するようになり、ファイルの先頭をすっ
きり書けるようになりました。可読性、保守性の向上という点からもおすすめ
の機能です。
■using ディレクティブ global 修飾子
https://learn.microsoft.com/ja-jp/dotnet/csharp/language-reference/keywords/using-directive#global-modifier
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【 4 】クラウド運用コラムのご紹介
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「クラウドの管理・運用・保守」に関するお悩みにお役に立てるよう
ジードではコラムの配信をしております!
https://www.zead.co.jp/column/
サイト訪問後に表示される「通知」を許可して、ぜひコラムの通知をお受け
取りください。
※「通知」機能は弊社製品ビアフロスを使用しています。
https://www.zead.co.jp/
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【 5 】求人のご案内
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ジードでは共に働く仲間を大募集中です!
まじめで高い開発力を持つエンジニア
自主性があり自ら進んでチャレンジする人
コミュニケーション力の高い人
マネジメント力を常に磨いている人
常に目標を設定し自己開発を継続する人
【詳しくはジード求人ページまで】
↓
http://www.zead.co.jp/recruit-hyper/
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○●ご意見、ご感想をお寄せ下さい
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皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
以下のメールアドレスまでご連絡ください。
info@zead.co.jp 『ご意見、ご感想』係
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○●編集後記
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今年のゴールデンウィークは皆さま、どうお過ごしでしょうか?
我が家は、家族で近隣のレジャー施設などに遊びに行く予定ですが、お
出掛けの時に頭を悩ませるのが「あれがしたい!これが欲しい!疲れた!
眠い!」などと言う、子供の愚図りです。
我が家は、年々我儘になっていくばかりの次女に翻弄されています。
果たして、本当に落ち着く日が来るのでしょうか?
それではまた次号にて、お会いしましょう!
高岩
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○企画・編集:株式会社ジード
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